― 続いて、Dow Jones Business Englishについてお聞きします。
近年、日本ではヒアリングの能力の向上に重きが置かれ、他の能力については軽視されている傾向にあるようです。
Dow Jones Business Englishは、基本的にリーディング能力向上を重視したプログラムですが、英語の4技能における「読む」ことの重要性について教えていただけますか。
私も全く同感です。現在、日本人の多くは、ヒアリング能力を伸ばすことに力を入れているようです。それは、彼らが採用している学習プログラムが、ヒアリングに重点が置かれているからでしょう。しかし、職場においては、75%のコミュニケーションはすべてEメールによるものだとある本に書かれていました。従って、それが英語であろうと日本語であろうと我々は、「読む」「書く」という作業にほとんどの時間を費やしていることになります。
重要なのは、学習者が学習の内容に興味を持てるかということが重要です。その点、Dow Jones Business Englishには、そうした学習者に学習意欲をもたらす要素が4つあると思います。
まず言える事は、本物のビジネス記事を教材に使用しているということです。ビジネスの世界で日常話題となっている事柄と学習教材に距離がなく、教材記事を読む事で『もっと知りたい』という意欲を高めることになり、学習を加速させるのです。
3. 文章中のアイデアを結ぶ鍵を探す
文章の中にあるアイデアを繋げているフレーズを探します。例としては、for example(例せば)、in addition(加えて)、on the other hand(一方で)、therefore(それゆえに)、in conclusion(要するに/結論として)・・・これらのフレーズに着目しどのように使われているかを知る事によって、書き手が何を伝えたいのか、その理解を更に深めることが出来ます。